航空機が空港への離陸又は着陸の度毎に滑走路を使用することができる機会が与えられるコンゴニアス空港のスロット枠割当は8月から変更され、アズール航空並びにアヴィアンカ航空への割り当て枠が拡大する。
8月からコンゴニアス空港のスロット枠ではTAM航空へは47.10%、 GOL航空へは45.32%、アズール航空は0.32%、アヴィアンカ航空へは7.26%のスロットがそれぞれ割り当てられる。
現在のコンゴニアス空港の1時間当たりの商業向け航空へのスロットは30枠、エグゼクチヴ航空は4枠となっているが、スロットが余れば抽選で希望する航空会社に充てられる。
TAM航空のブラジル国内の市場占有率は38.12%、GOL航空のブラジル国内の市場占有率は36.61%と2社で75%を占めているが、今回のコンゴニアス空港のスロット枠の分配変更で、アヴィアンカ航空にとっては市場占有率の上昇が見込まれている。(2014年7月10日付けエスタード紙)