コンサルタント会社BSH international社では、サッカーのワールドカップやリオのオリンピック開催など世界的なイベントが続くために、2013年から2016年までのブラジル国内のホテル業界は、122億レアルの投資を見込んでいる。
2016年までにブラジル国内に422ホテルで7万室を擁するホテル建設が予定されているために3万3,000人の直接雇用につながり、特に製造業や農畜産ビジネス関係者向けの地方都市のビジネスホテルの建設が見込まれている。
ブラジルのホテル業界リーダーのAccorホテルグループはビジネスホテルIbisを展開、昨年ラテンアメリカで56ホテルの運営を契約、そのうち43ホテルはブラジル国内のホテルであった。
ワールドカップの試合が行われる12都市のホテル業界の試合開催期間の売上は、10億レアルとパッケージ旅行などを展開するCVC社の創設者でGJP Hotel&Resorts社のギリェルメ・パウルス社長は予想している。
GJP Hotel&Resorts社は2018年までに現在の14ホテルを48ホテルまで拡大、過去4年間の平均売上は年率30%以上増加、今年の売上は、1億8,000万レアルを見込んでいる。
またAtlantica Hotels社は、2017年までに160ホテル網を展開して売上を30億レアルまで拡大する計画を立てているが、投資総額は70億レアルに達すると予想されている。(2014年5月23日付けヴァロール紙)