社会経済開発銀行(BNDES)は、エンブラエル社(Embraer)に対して新型商用ジェット機並びにエグゼクチブ用ジェット機の開発に、14億1,100万レアルの融資をすると発表している。
エンブラエル社は、新型商用ジェット機E-Jets(E2)並びにエグゼクチブ用ジェット機Legacy 500を開発するが、E-Jet 195E2は、132人乗りの商用ジェット機でエンブラエル社にとっては最大の商用ジェット機となる。
新型商用ジェット機E-Jet 195E2の開発は、8年間で17億レアルが投資され、サンパウロ州サン・ジョゼ・ドス・カンポス工場で開発並びに生産が予定されている。
エンブラエル社は、社会経済開発銀行(BNDES)の低金利の設備投資用機械・装置購入のための投資持続プログラム(PSI)の中のProengenhariaプログラムを通して大半の融資を受ける。
連邦政府は、ブラジル企業のイノヴェーション開発を促進するために開発計画の70%まで融資を行うが、特に電機産業並びに医療産業、石油・天然ガス開発などの資本財に積極的に融資を行う。
投資持続プログラム(PSI)の中には、情報テクノロジー関連開発向けのProsoftプログラム並びに医薬品関連 開発向けのProfarma プログラム、自動車産業などのエンジニアリング開発向けProengenhariaプログラムを擁している。(2014年2月7日付けエスタード紙)