運輸省は、サンパウロ州のジェラルド・アウキミン知事が要請していたチエテ河-パラナ河水路拡張工事に1億3,600万レアルを許可、この予算には5関連プロジェクトが含まれており、10カ月から20カ月で完成が予定されている。
チエテ河-パラナ河水路拡張工事は、現在の運送量700万トンを5年後に1,400万トンに拡大するために投資総額は15億レアル、そのうちサンパウロ州政府が6億レアル、経済成長加速プログラムPAC-2から9億レアルの予算が充てられている。
セザル・ボルジェス運輸相は、「チエテ河-パラナ河水路拡張工事は、輸送コスト削減にとって非常に重要、特にトラック輸送に頼っている中西部地域並びに南東部地域の穀物輸送に対して、非常に大きなコスト削減につながる」と説明している。
チエテ河-パラナ河水路拡張工事プロジェクトは2011年9月に発表され、サンタ・マリア・ダ・セーラ堰によって55キロメートルの水路活用が可能となり、PAC-2の9億レアルは、サンパウロ州並びにゴイアス州、南マット・グロッソ州の14都市の輸送改善に大きく寄与する。(2013年10月24日付けエスタード紙)