ブラジル最大手のTAM航空のクラウジア・サンデール社長は、航空業界の回復は2015年になると予想、2014年は今年並みか少し落ち込むと予想している。
ブラジル航空会社協会(Abear)では7月のTAM航空のマーケットシェアは41.9%、有効座席キロ(ASK)は、空港便の削減などの要因で84.39%に上昇している。
1月から7月までにジェット燃料価格は10%、レアルに対するドルの為替は15%増加したために、TAM航空は航空便を前年同期比9.3%の削減を余儀なくされている。
民間航空庁(Anac)では今年7カ月間の国内便の搭乗客は前年同期比0.2%減少したが、民間航空会社の航空便は5.11%減少したと発表、TAM航空とチリ資本LAN航空のジョイントベンチャーLatan航空のブラジル国内のオペレーションは34%を占めている。(2013年9月19日付けヴァロール紙)