社会経済開発銀行(BNDES)と郵便局(Correios)は、サンパウロ市経由のリオ市とカンピーナス市を結ぶ高速鉄道の民営化コンセッションに資本参加を予定している。
2007年にルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領が発表した高速鉄道は2016年にリオ市で開催されるオリンピック開催前の開業を目標にしていたにも関わらず、入札条件の相次ぐ変更などで今年9月19日の入札が漸く決まっている。
空港民営化コンセッションが予定されているリオ市のガレオン空港にも高速鉄道のステーションを設置すると民間空港システム(SAC)のマルタ・セイリエール取締役は発表している。
国家陸路運輸庁(ANTT)は高速鉄道の総投資額を300億レアルと見込んでおり、BNDES銀行は20%の資本参加を予定、郵便局の資本参加率は発表されていないが、最低の資本参加は1億レアルとなっている。(2013年8月6日付けエスタード紙)