ブラジル資本のTAM 航空とチリ資本のLAN航空は、第1四半期に合併して Latam航空となったが、第2四半期の純益はドル高の為替並びにジェット燃料の高騰で前年同期は6,030万レアルの黒字であったが、9億2,800万レアルの赤字を計上している。
第2四半期の売上は、前年同期比5.8%増加の32億3,000万レアル、支出が15.5%増加の35億1,000万レアル、そのうちジェット燃料の支出が前年同期の2億6,600万レアルから13億5,000万レアルと大幅に増加している。
第2四半期の税引き前利益に支払利息と減価償却費を加算したEBITDAは、前年同期の8,800万レアルの黒字から一転して、2億8,420万レアルの赤字を計上している。
第2四半期のLatam航空の純益は、合併前の前年同期のLAN航空の純益2,550万レアルから大幅増加の9,770万レアルに増加、しかし負債の利払いは、ドル高の為替の影響で6億820万レアルとなっている。(2012年8月13日付けヴァロール紙)