ブラジル銀行は、能率向上に向けた組織再生プログラムに沿ってブラジル国内の112支店の閉鎖に伴う人事適正プログラム(PAQ) 及び臨時解雇プログラム(PDE)に対して、ブラジル銀行では5,000人に達する従業員の応募を予想、これらの人員削減プログラムは今年上半期に実施すると発表している。
ブラジル銀行の能率向上のための再編計画は、112支店、7カ所のオフィス並びに242のサービスステーションで構成される361ユニット、243支店のサービスステーションと8支店のサービスステーションへの変換、ブラジル銀行の145ストアのビジネスユニットへの変換が見込まれている。
また現金取扱い窓口を擁しない、効率と最適化の向上を目指す85カ所の事業単位の移転、14カ所の農業専門エージェンシー及び14カ所のデジタルライトオフィスで構成される28のビジネスユニットの共有移転が予定されている。
ブラジル銀行は、COVID-19パンデミックによるホームオフィス化の促進やデジタルトランスフォーメーション加速による効率化促進で1,000支店の閉鎖を予定している。
ブラジル銀行は、能率向上に向けた組織再生プログラムに沿ってブラジル国内の112支店の閉鎖に伴う5,000人の従業員削除で、2021年の人件費削減効果は3億5,300万レアル、2022年は27億レアルを見込んでいる。