ブラジル石油監督庁(ANP)の発表によると、2019年2月の燃料消費はディーゼル燃料並びにエタノール消費が牽引して前年同月比5.7%増加の108億リットル、今年初め2カ月間の燃料消費は前年同期比4.8%増加している。
今年2月の燃料消費は、農畜産部門並びに製造業門の消費は6.2%増加の44億リットルと大幅に増加、今年初め2カ月間では6.2%増加した一方で、ガソリン消費は昨年から減少傾向を示している。
今年2月のガソリン消費は5.6%減少の30億リットル、今年初め2カ月間のガソリン燃料消費は6.7%減少した一方で、今年2月のエタノール消費は39.2%増加の17億リットル、今年初め2カ月間では37.0%と大幅に増加している。
今年2月の一般家庭向けプロパンガス消費は0.3%増加、今年初め2カ月間のプロパンガス消費は0.7%減少、また火力発電所向け天然ガス消費は8.4%減少、今年初め2カ月間では17.7%と二桁台の減少となっている。
今年2月の国内便向けジェット燃料ケロシン消費は5.2%増加、今年初め2カ月間では4.5%増加している。今年2月のガソリンポストのディーゼル燃料販売は6.2%増加の43億7,800万リットル、ガソリンはマイナス5.6%の29億5,700万リットル、エタノールは17億2,900万リットル、ケロシンは5,630万リットルであった。(2019年4月4日付けヴァロール紙)