新しい社長に就任したFabio Schvartsman氏は、資源大手ヴァーレ社が持続的成長を達成するための可能な分野への投資でポートフォーリオ拡大路線を選択、今月に実施される電力エネルギー入札に参加すると予想されている。
Schvartsman社長は、負債を適正な水準まで下げるため自社資産の積極的な売却を継続する一方で、持続的成長が見込まれる電力エネルギー分野への参入を模索している。
今年7月初めにSchvartsman社長は、2018年以内にヴァーレ社の負債総額を150億ドルまで圧縮計画を発表、しかし同社の今年第2四半期末の負債総額は220億ドルに達していた。
今月27日に実施されるミナス・ジェライス電力公社(CEMIG)傘下の総発電量が2.9ギガワットに達するJaguara水力発電所並びに São Simão水力発電所、Volta Grande水力発電所、 Miranda水力発電所の入札に参加すると予想されている。(2017年9月19日付けエスタード紙)