7月4日のブラジル国内の1日当たりの風力発電による電力エネルギーは、6,704メガワットで記録更新、昨年の1日当たりの風力発電による電力エネルギーの最高記録は、11月6日に記録した5,817メガワットであった。
7月4日の風力発電による電力エネルギー6,704メガワットは、ブラジルの電力エネルギーの発電容量の11.42%に相当するとコンサルタント会社のウンベルト・ヴィアナ・ギマランエス氏は、ブラジル国内のクリーンエネルギー増加を指摘している。
風力発電による電力エネルギー6,704メガワットは、2,000万人の一般家庭向け電力エネルギー供給に相当するとブラジル風力発電協会のElbia Gannoum氏は説明している。
風力発電による電力エネルギー6,704メガワットの78.7%に相当する5,274メガワットは北東部地域、21.2%に相当する1,424メガワットは、南部地域の風力発電所で生産されている。
国家電力エネルギー庁(ANNEL)は、ブラジル国内で440カ所の風力発電所で電力エネルギーを生産、現在総発電容量が3,500メガワットに相当する153カ所の風力発電所が建設中であり、377メガワットの発電能力がある166カ所の風力発電所建設計画はすでに承認されている。
ブラジル太陽光太陽エネルギー協会(Absolar)では、2018年末までの太陽光発電所向け投資は125億レアルが見込まれており、総発電容量は3,000メガワットに達すると予想されている。
ブラジル国内の太陽光発電所による総発電容量は235メガワットに留まっているが、今年は50億レアルの投資で1,000メガワットの太陽光発電所の建設が予定されている。(2017年7月6日付けヴァロール紙)