来月のサッカーのワールドカップ開催を前に32インチ型の液晶テレビを中心にテレビ販売が好調に推移、前回のワールドカップ開催前の2006年の初めの5カ月間のテレビ販売は前年同期比50%増加したが、今年は67%、今月だけの比較では80%増加している。
小売チェーンのパン・デ・アスーカルの今年4カ月間のテレビ販売は前年同期比110%、ロージャ・コロンボ社の液晶テレビやプラズマテレビ販売はブラウン管テレビを上回っている。
前回の液晶テレビワールドカップから液晶テレビの価格は70%減少、またテレビ販売のクレジット期間が30カ月まで長期化していることも、テレビ販売に拍車をかけている。
マナウス・フリーゾーン監督庁(Suframa)では今年4カ月間のテレビ生産を410万台、液晶やプラズマテレビ生産は56.8%の230万台とブラウン管テレビの43.2%を上回っているが、昨年のブラウン管テレビの生産は54.9%と液晶テレビを上回っていた。(2010年5月31日付けエスタード紙)