5月の冷蔵庫、洗濯機やガスレンジなどの白物家電の販売は工業製品税(IPI)の減税政策の中止や駆け込み需要向け在庫の減少で大幅に減少、市場関係者は前年同月比20%の落ち込みを予想している。
IPI減税政策中止に伴って白物家電の販売価格は5%から10%増加に伴って、洗濯機は20%、冷蔵庫15%、ガスレンジは6%の売上減少を予想、しかし6月のワールドカップ開催で液晶テレビの販売は好調に推移している。
小売販売大手のロージャ・センでは5月の白物家電の販売は前年同期比で35%、前月比20%とそれぞれ減少、販売担当者は8月まで月間平均15%の減少を見込んでいる。
4月の鉱工業部門の活動レベル指数(INA)は前月比0.4%減少して14カ月連続で増加していたINAが減少に反転したために、今年第1四半期の白物家電販売は前年同期比25%増加から通年では6%から8%の増加に留まると見込まれている。(2010年5月28日付けエスタード紙)