連邦政府は高速・大容量インターネット接続拡大のための国家ブロードバンド(PNBL)敷設計画で、ブラジルの通信関連企業に対して優遇税制を適用することを検討している。
PNBL計画に採用する通信機器のハブ、ルーターやスイッチ類はアジアからの輸入品が大半であり、国内の通信関連機器の生産を引き上げるために優遇税制を適用するが、現実的には国内企業のPNBL計画の部品供給は僅かに2%から4%と予想されている。
サンパウロ州のカンピーナス地域の10の小規模通信機器メーカーはコンセッションを組んで、PNBL計画の優遇税制適用を受ける準備を開始している。(2010年4月29日付けヴァロール紙)