スエーデン資本のエレクトロラックス社はGE-Dakoブランド家電を擁するメキシコ資本Mabeをコピー製品販売並びに消費者を惑わすコマーシャルで国立広告規制審議会(Conar)に提訴している。
ブラジルの家電業界の売上は年間90億レアルに達しているが、トップシェアはブラステンピ社とコンスル社ブランドを擁するワールプール社が35%、エレクトロラックス20%、Mabega 16%のシェアを占めている。
エレクトロラックスは9月にMabeに対して2機種のガスコンロのフロントパネルのデザインコピー並びに10月にはMabeの製品が最も優れていることを宣伝するコマーシャルの中止を審議会に提訴している。
ラテンアメリカ最大の家電メーカーMabeは2003年にCCE社の冷蔵庫部門買収でブラジルに進出、その後GE-Dako社を買収、大衆向けガスコンロ 部門ではトップシェアを握っており、今年の売上は14億レアルが見込まれている。(2008年12月8日付けエスタード紙)