国内経済の好調、中産階級増加や長期格安ローン販売拡大でコンピューター購入ブームーと共に輸入半導体製品が急増しており、電気電子部門の貿易収支では最も赤字を計上している。
BRICs諸国は世界の半導体メーカーにとっては今後最も半導体製品の販売増加が見込まれるが、ブラジルに半導体製造拠点を考慮するメーカーが見当たらない。
今年上半期のコンピューター販売は前年同期比31%増加の568万5,000台と大幅増加しているが、それに伴って輸入半導体製品は32%増加の24億5,000万ドルに達している。
今年7月の世界の半導体製品の売上は前年同月比7.6%増加の222億ドルに達しており、2007年から2010年までの平均販売成長率はアジア、東ヨーロッパ、南米を中心に7.7%増加すると予想されている。(2008年9月18日付けガゼッタ・メルカンチル紙)