6月のセルラー電話の輸出が回復してきており、ノキア社が製造拠点を置いているマナウスフリーゾーンからの輸出が増加、特にアルゼンチンへの輸出が急増してきている。
今年上半期のセルラー輸出は1,180万台、FOB価格で10億7,100万ドル、前年同期は1,120万台、FOB価格は9億8,500万ドル、マナウスからの輸出は250万台でFOB2億400万ドルであったが、前年同期は140万台で1億ドルであった。
また今年上半期のサンパウロ州内からの輸出は810万台で7億7,400万ドル、前年同期は930万台で8億800万ドルから減少、モトローラ、サムスン、LGが生産拠点を持っている。
他の州の総計は100万台で9,300万ドル、6月のセルラー電話輸出は台数で9.0%、価格で6.0%それぞれ増加したが、今年上半期のマナウスからの輸出は144%、6月は54%それぞれ増加している。
今年上半期のアルゼンチンへの輸出は前年同期比46%増加の4億900万ドルと大幅増加でトップ、米国は56%減少の1億5,800万ドル、ヨーロッパ連 合国は162%増加の5億ドル、ヴェネズエラは26%減少の2億1,100万ドルであった。(2008年7月15日付けガゼッタ・メルカンチル紙)