世界最大の家電メーカーであるワールプール社の昨年最終四半期の純益は世界金融危機の影響による各国のリセッション入りで、前年同期比76%減と大幅な落ち込みを記録している。
ブラジル国内ではブラステンピとコンスルのブランド名で家電を販売しており、ラテンアメリカ地域の昨年の最終四半期の販売は26%減の7億7,700万ドルであった。
ラテンアメリカ地域の純益は前年同期の1億5,600万ドルから1億1,000万ドルと大幅に減少したが、為替の変動や原材料の高騰並びに売上減少で収益を圧迫されている。
ワールプールの最終四半期の世界販売は19%減の43億ドルであったが、昨年1年間では前年比3.0%減少の189億ドルでドル為替の上昇が純益を減少させたが、リコールによる3,200万ドルの無駄な出費も収益を圧迫している。(2009年2月10日付けガゼッタ・メルカンチル紙)