今年1月の家電生産は前年同月比12%と大幅に減少したにも関わらず、プラズマならびに液晶(LCD)の薄型テレビの生産が好調で、1月のマナウスのLCDテレビの生産は前年同月比122.8%増加の24万4,100台、プラズマテレビは1万7,000台から2万5,500台と倍増している。
昨年の薄型テレビの価格は大幅に減少、また金融危機の影響で昨年末の在庫一掃セールスを1月に継続したことが、在庫減少に繋がり生産増加に結びついている。
今年のLCDテレビの生産は昨年の260万台から360万台、プラズマテレビは33万台から40万台の生産が予想されているが、ブラウン管テレビは790万台から500万台の大幅減産が見込まれている。
昨年の薄型テレビの売上は23億1,000万ドルで初めてブラウン管テレビの売上15億6,000万ドルを追越し、2007年のLCDテレビの売上は9億 5,198万ドルで、ブラウン管テレビの20億5,000万ドルを大幅に下回っていた。(2009年3月11日付けガゼッタ・メルカンチル紙)