ブラジルIDC協会の調査によると、2014年のコンピューター販売は、ワールドカップや大統領選挙並びにレアル通貨に対するドル高の為替、国際経済の停滞、与信の強化、クレジット金利の上昇、インフレの高止まりなどの要因で前年を大幅に下回った。
2014年のコンピューター販売は前年比26%減少の1,030万台、そのうち個人向けコンピューター販売は前年比31%減少の400万台、法人向けコンピューター販売は前年比22%減少の630万台であった。
昨年の第4四半期のコンピューター販売は前年同期比25%減少の270万台、前四半期非では3.0%増加、そのうちデスクトップは96万6,000台、ノートブックは170万台であった。
昨年の第4四半期のコンピューター販売が大幅に減少した要因として、小売業者がクリスマス商戦向けではなくブラックフライデー向けに9月中にコンピューターの在庫を抱えたためと予想されている。(2015年3月6日付けエスタード紙)