全国電気電子製品メーカー会(Eletro)のロウリヴァル・キスーラ会長は、今年上半期の白物家電販売は前年同期比5.0%減少したが、下半期には白物家電販売は回復すると予想している。
今年上半期のテレビ販売はワールドカップ開催の需要で前年同期比16%増加、しかしワールドカップ開催の6月から白物家電販売は減少に転じており、6月は前年同月比1.8%減少、7月は9.6%と大幅に減少している。
ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、5月の白物家電販売は前年同月比7.9%増加したにも関わらず、ワールドカップ開催後の6月並びに7月の白物家電販売は大幅に落ち込んでいる。
Eletroのロウリヴァル・キスーラ会長は、今後ガスオーブン並びに洗濯機、冷蔵庫の販売増加が期待できると予想しているにも関わらず、金融市場関係者は高止まりする金利や景気後退で白物家電販売の先行きの不透明感が増加してきていると見込んでいる。(2014年9月16日付けエスタード紙)