社会経済開発銀行(BNDES)は、2億4,500万レアルを投資してベロ・オリゾンテ市近郊のリベイロン・ダス・ネーヴェス市に建設中の実業家エイケ・バチスタ氏のSIXセミコンダクターに資本参加する。
BNDES銀行はSIXセミコンダクターに33.02%の資本参加を予定、ミナス・ジェライス開発銀行(BDMG)は、傘下のBDMGTEC社を通して4,554万レアルを投資して7.2%の資本参加を行う。
またIBM社は18.8%、ブラジルワーゲン社の元社長を務めたWolfgang Sauer氏が率いる建設会社 Matec社は6.07% とそれぞれ資本参加を予定しており、投資総額は5億ドルが見込まれている。
SIXセミコンダクターは、ブラジルの中産階級の増加に伴ってコンピューター生産が大幅に増加しているために、コンピューター並びに携帯電話、医療機器、テレビ向け半導体を生産、将来的には80%の半導体の輸出を予定している。
エイケ・バチスタ氏はFOXCONN社と共同で液晶ディスプレイ(LCD)や太陽光パネル生産工場をリオ州サン・ジョアン・ダ・バーラ市のアスー港で建設を予定している。(2012年10月3日付けエスタード紙)