サンパウロ州政府はサントス沿岸部13都市の1日当たりの1,000トンのごみ焼却処理による、電力エネルギー発電のプロジェクトの検討を開始した。
現在のサントス沿岸部の多くの都市ゴミは150キロ離れた埋立地まで運ばれて、1トン当たりの運送費は180レアルの支出を余儀なくされている。
サン・セバスチャン市の都市ゴミはジャカレイ市、モンガグア市のゴミはマウワ市まで運ばれて、埋め立てられているだけで収益にはつながっていない。
ごみ焼却処理プロジェクトでは40メガワットの電力エネルギー生産が可能であり、25万人に電力を供給でき、またカーボンクレジット取引での収益、有機堆肥生産やリサイクル原料回収が可能となる。(2011年1月7日付けエスタード紙)