昨日、サンパウロで高速鉄道(TAV)建設に関する公聴会が開催、国家陸路運輸庁(ANTT)のエリオ・マウロ・フランサ担当エグゼクチブはTAVの建設開始が可能となる環境ライセンスの認可は来年中頃になるとコメントした。
ANTTではすでに環境に対するインパクトの調査開始にゴーサインをだしているが、大部分のエリアは連邦政府がTAVの路線決定後でないと調査に着手できない。
公聴会は今週からリオ市並びにサンパウロ市で再開されたが、今後はカンピーナス市が15日、ブラジリア市は19日が予定されており、今月29日で全て終了する。
ANTTは今年の下半期から高速鉄道の路線の土地接収を開始、建設期間は5年間、コンセッション期間は40年で投資総額は346億レアルを見込んでいる。(2010年1月14日付けエスタード紙)